障害者雇用でWebプログラマーとして低賃金から抜け出した話

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障害者雇用でWebプログラマーとして低賃金から抜け出した話

私は脳性麻痺があり、話すことが難しいという障害があります。障害者雇用でWebプログラマーとして働いていましたが、給料は数万円と低賃金でした。転職を試みても、障害を理由に断られ続け、諦めかけていました。

そんな中、副業で関わっていた会社から「その技術力で、その給料はありえない」と評価され、転職することに。給料は大幅に上がり、以前とは全く違う生活を送れるようになりました。

私が置かれていた状況は、決して珍しいことではありません。障害者雇用で働く多くの仲間が、低賃金で苦しんでいます。「障害があるから仕方がない」と諦めている人もいるかもしれません。

しかし、私は声を大にして言いたいのです。「障害者だから低賃金が当たり前」という考え方は間違っています。

Webプログラマーという仕事は、話す能力はそれほど重要ではありません。重要なのは技術力であり、成果です。健常者と同じアウトプットを出せるのであれば、同じ給料をもらうのが当然です。

もし、あなたが障害を理由に低賃金で働かされていると感じているなら、諦めないでください。自分に合った働き方、自分に合った会社は必ずあります。

実際に私は、転職によって低賃金から抜け出すことができました。以前の会社からは、引き止められましたが、きっぱりと断りました。

障害の有無に関わらず、誰もが正当な評価と報酬を得られる社会を目指すべきです。そして、そのためには私たち自身が声を上げ、行動していくことが大切です。